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4LDKマンションのインテリア変遷キロク

ラジオ&消アド&本

昨日MDに録っておいたラジオ英会話をチェック。

レッツスピーク」:テキストのおかげで,聞き取りにくかった長めセンテンスのリピーティングが容易になった。350円,侮るべからず。

「リスニング入門」:10月から講師が変わったようでノリがよくなった。けど,テンポになかなかついてけなくてトホホ。トピックは「野球の起源について」。おもしろそうだ。

消アドは,行政知識の基礎のうち「政府の消費者行政」「地方公共団体の消費者行政」「国際機関による消費者保護」と,試験に必要な重要語句を読む。…ほとんど読んでアンダーライン引いてるだけ~。


ドナ・ウィリアムズは第4章「友達」まで読み進める。

シオシオの行動の中で,「つま先歩きを好むこと」「友達が好意を示すと身を硬くするすること」「ある種のTV番組を観ると非常に怯えること(3歳くらいまで)」「友達の名前をなかなか覚えようとしないこと」「布への執着」「鏡遊び好き」等が何かしら自閉的であるように思われた。

ポール・オースター「ムーン・パレス」は5Pだけ。

唯一の肉親である伯父さんに先立たれ,絶望状態に陥ったマーコは,家具と化したダンボール箱を一つ一つ開けては,譲り受けた本をひたすら読んでいく。そうすることで伯父さんの存在を確認しようとする。読み終えた本は部屋の片隅に積み上げられ,崩れ落ちそうになったところで古本屋に売りに行く。売り先は一軒の小汚い古本屋。なんせ大量の本を持っていくものだから,足元を見られまくる。一度に持っていく本は少なければ少ないほど,一冊あたりの買取価格は高くなるのだが,その分何度も「こんなクズはどうしようもないよ」という親爺の嫌味な値踏みに耐えなくてはならない。

この辺のプライドと欲のせめぎ合いがとても懐かしい。京都や武蔵境の古本屋の店主が自分の大事な本を値踏みするとき,ホントに心臓がバクバクしたもんだ。ブックオフやアマゾンができてからは,そんなツワモノ親爺たちと勝負することもなくなり,楽になったような寂しくなったような。

…マーコが本を失っていくとともに,彼の部屋の家具も少しずつ無くなっていき,最後は空っぽになった部屋に独り取り残される。伯父さんの存在から完全に離れ,空っぽになった状態から,彼はいったいどうするのだろう。というとこで今日はおしまい。だんだんオースターっぽくなってきた。