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4LDKマンションのインテリア変遷キロク

入院

起床6時半。いつもどおり子供たちを送り出し,ファイトを見たあと病院へ。道が思ったより混んでいたので病院着は9時。指定駐車場は満車状態で並ぶこともできず,近くの有料駐車場にとめた。どこもかしこも狭っ苦しく泣きそう。明日以降,天気さえ良ければ自転車で通おうと決意。

入院受付で,いきなり保証人の件で咎められる。同一世帯者以外の名前を書かなければならないのだが,身内に一切話をしていないので空白だったのだ。担当者とすったもんだやったあげく,連絡先だけでもいいからということになり,義姉の名前を記入。

外来で顔のポラロイド写真を撮られ,病室へ。外来病棟からは想像もできぬ新しい建物だった。ラッキー。7人部屋の真ん中だ。その後,担当看護師を紹介される。

しかし,待てど暮らせど医師の説明予定を明らかにしてもらえないので,有り体に「検査をいくつも受けただけの状態でいきなり入院宣告を受け,不安を感じている。できるだけ早く説明を受けたい」と言う。担当看護師は「わかりました。先生に相談します」と即応してくれ,感じは悪くないのだが,ついで「外来で心電図とX線写真を撮ってきてください」と言われて夫が出て行った直後に回診が来る(本人不在になっちゃった!)。その際,先生に軽~い調子で「手術は月曜,詳しい説明は日曜にする予定だったんですよー」と言われビックリ。手術するのか!しかも4日間も説明なしで済ませるつもりだったのか?「お望みでしたら説明は今日でもよろしいですよ」と言われたので,当然お願いした。

検査後さらに二三度すれ違いがあったものの,11時45分にはなんとか説明が始まった(半日仕事じゃ)。担当はチーム制で担当医+研修医(?)2名。説明は,詳しい説明書(カーボンコピー状,これが手術承諾書になっている)に基づき,内視鏡検査のビデオ,CT写真,MRI写真,放射能検査技師や病理検査医師の意見書などを交えたもの。症例検討会ですかいな?と思われるほどの,完璧な説明だった。とりわけ説明内容をすべて文章にし,手渡してくれるというのが素晴らしいと思う。

だけど。。確かにこの説明は納得のいくものだったけれど,患者とその家族としては,もっと大まかなものでもいいから・・,例えば手術をするとか検査だけだとか,入院予定期間だけでも事前に話してもらえたらよかったのにと思ってしまう。それがひと言もなかったために,どれだけ不安な気持ちになったことか。

とにかく,月曜に手術(腫瘍除去&腫瘍の根元周辺細胞の一部摘出)。術後,特に問題がなければその一週間後には退院。さらにその一週間後に外来で周辺細胞診の検査結果を聞き,シロなら外来で定期検査,クロなら再手術ということだ。

説明後,病室に戻ると昼食が配膳されていた。食後,地下の食堂に行き,夫はコーヒー,私は担々麺をいただく。あまりいい評判を聞かぬ食堂だが,不味くはなかった。何はともあれ,二人とも説明に納得できたので,この病院に任せようというという気持ちは固まった。こちらが言った希望をできるだけ叶えようとしてくれる姿勢があるのも間違いないようだったしね(^^)。