John Irving ”The Water-Method Man” 294~314p -9

前妻ビッギーとのアイオワ生活と恋人トゥルペンとのNY生活という二つの大きな時空の流れが次第に交差していくという構成。それぞれの時間が前後に行き来するのでなかなか状況が掴めなかったが，読み進めるにつれすべてが繋がってきた。3人を取り巻く面々も強烈かつ魅力的だし，ボーガスが研究する古代低地ノルド語の叙事詩も所々でパンチを効かせていて，たまらない。もう60ページ余りしか残ってないなんて！読み進めるのがもったいなくなってきた～っ。