John Irving ”The Cider House Rules” 340~368p -12

They were three good kids, Ray was thinking. But he was a mechanic; he knew better than to interfere. When it breaks, then he would fix it; he felt sorry for them all.

キャンディとウォーリー，ホーマーを見守る，キャンディの父レイのつぶやき。キャンディーとウォーリーは既に周囲から好一対として認められているカップルだが，主人公ホーマーはキャンディを密かに想っている。ある事件をきっかけに，ホーマーの想いがキャンディに判明し，二人が一歩踏み込んだ関係に進む。レイ親父は何もかも把握していながらも，見守り続けるしかないのだが，「俺は技術屋だから，壊れたら修理してやるんだ」みたいなところが，不器用ながらも愛情に満ちた人となりを表していていい。