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4LDKマンションのインテリア変遷キロク

光原社でお茶を飲んだ

帰りに県立図書館に寄り,借りていたアメリカの歴史関連の本を返却。今月中には移転準備に入るので,新しい本は借りず。平日の日中にもかかわらず図書館は結構人が多かった。再オープンされるまでの間,これだけたくさんの本好きたちはどこにいくのだろうか・・などと思いを巡らす。

寒くなってきたのでそのまま帰ろうかと思っていたのだが,自転車で街中に出られるのもあとしばらくかと思い,夕顔瀬橋の手前で左折して材木町へ。前から一度行ってみたかった光原社の本店を覗いてみた。

一見ノーマルなクラフトショップと思いきや,中庭に入ってびっくり。細部までコリコリの建物はどこもかしこも見ていて楽しいし,大ガマくんをはじめ,正体不明のおもしろ置物がさりげなく置かれているのがたまらない。改装工事の最中ではあったが,可否館でいただいた深煎コーヒーは香りが良くて旨し。命の洗濯。以前教えていただいたリキュールのかかったアイスを食べたかったのだが,あまりの寒さで注文できず。根性無しですみません・・(>_<)!

その後店内をぶらぶらと見て,出雲の出西焼き小鉢を購入。民芸色の強い食器は,焦げ茶色のベニヤ板が張りめぐらされた古い社宅で使うとどうにも貧乏臭くなるような気がして避けていたのだが,さむーい岩手にいるせいか,つい暖かみの感じられる食器に手が伸びてしまった。

帰宅後,出西焼きについて少々調べてみたところ,以前駒場東大前の民藝館で購入した黒柚小鉢(我が家じゃ納豆鉢として活躍)も同じ釜の作品だということが判明した。金沢の波という喫茶室兼陶芸ショップでも冬季になると,ここのカップでコーヒーを出してくれた。島根の器がはるばる盛岡から東京,金沢などで置かれているなんて,なんとも素敵だ。