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Les Triplettes de Belleville (DVD)

ベルヴィル・ランデブー [DVD]

ベルヴィル・ランデブー [DVD]

Amazon.co.jpレビューより
巨大な頭の老女、脚の筋肉だけが異常に発達した青年、ビア樽のように太った犬。特徴が極端に描かれ、一見、気味の悪いキャラクターを、これほどまで魅力的に見せるアニメも珍しい。戦後間もないフランス。マダム・スーザは孫のシャンピオンに自転車の才能があると知り、彼をツール・ド・フランスに出場させる。しかしレース中にシャンピオンは誘拐され、スーザは海を渡り、大都会「ベルヴィル」で孫を捜すのだった・・

うーむ、「絶対に気に入るから見てみろ」と英会話教室のA先生が貸してくれたのだが、自分がどういうタイプと見られているのか知らしめられるというか・・まぁ実際、面白いと感じたわけだけど、あまり嬉しくないような(汗)。少なくとも最近のジブリものよりは気に入ったし、見直すたびに新しい発見がありそうではある。音楽、背景、三つ子のおばあちゃん、カエルくんたち(…)、ボート屋のオヤジさんなどなど、一度見ただけでもお気に入りがたくさんできた。が、肝心の愛すべき(?)シャンピオンくんがいちばん不気味なのだな・・どんな状況下でも黙々と自転車を漕いでる異様さに、背筋がぞくりとする。私の中では、モンティ・パイソンの「人生狂騒曲」と同系列の、ブラックボックス行き作品になりそうだわ。

借りたUS版には、映像特典としてメイキング&監督インタビュー(各15分)が入っていて、シルヴァン・ショメ監督が流暢な英語を話していたのだが、ロンドンで学んだ経歴があると知り、納得。音楽・映像担当者の方はフランス語だったので英語字幕が付いていた。上記の日本通常版では、それらの代わりにジブリの高畑さんとショメ監督の対談が入っているそうだ。