Jane Austen ”Pride and Prejudice” 134~151p -7
ロージングスで、不器用ながらも積極的に打って出るダーシー・・すごく好きなんですけど(赤面)。リジーは相変わらず、ひとり気づかない。これは元祖アスカガ的シチュエーションですか(・・やめろって)。さらに、何となくいい雰囲気になりそうと思わせておいたところで、リジーにダーシーへの更なる偏見要因*1が投下される。犯人はフィッツウィリアム(無自覚)。お陰で、ダーシーは最悪の状況下で一回目のプロポーズをする羽目に。まぁアスカガに比べると、ダーシーとリジーのすれ違いなんて、至極シンプルで可愛いもんですけどね(だーかーら、って)。
この辺のセリフのやり取りや心理描写は、やはり小説がいちばん楽しめる。BBC版ドラマではまだ原作のセリフやシチュエーションを忠実に再現しようとしてくれているけれど、映画の方は時間枠が限られているせいか、ここいらはどうも物足りない。
さて、ダーシーのプロポーズはというと、いきなり・・
"In vain have I struggled. It will not do. My feelings will not be repressed. You must allow me to tell you how ardently I admire and love you."
・・これだからねー、って。もう何回読み直しても、すごいインパクトだわ。さすがに映画でもこのシーンには力入ってて、唸っちゃった。原作と違って、雨が降り続ける戸外での告白になっていたけれど、これはこれでいいなぁと納得させられてしまった。まぁ原作のように微妙な心境の変化を描ききれない分、ここはよりドラマティックに演出しなくちゃ持たなかったのだろうなぁ。