Jane Austen ”Pride and Prejudice” 173~187p -9
で、今度はリジーがダーシー家のあるペンバリーへ。叔父夫婦の旅行に連れて行ってもらうのだ。プロポーズ&手紙事件以前から決まっていた計画というが、その行き先がよりによってペンバリー。しかも偶然にも叔母の実家方面だそうで（だから彼女はダーシーやウィッカムのこともよく知っている）。叔父一家には小さい子ばかり4人、ベネット家は5人娘がいるという状況にもかかわらず、叔父夫婦はリジーだけを連れて行き、従兄弟は全員ベネット家で預かるという（ジェインが面倒を見るそうだ）・・言いたかないけど、ちょっとできすぎではないかと(汗)*1。
そもそも、当時の貴族とか荘園経営者(?)、いくらなんでもこんなに好きなことばかりして暮らしていけるのだろうか。やってることって、友達の家にお泊りor舞踏会、狩猟くらいなんだもの。その辺、ファンとはいえど他にも気にかかる人はいるもので、アメリカ人のLinda Berdollなどは彼女の書いた二次創作の小説で、ダーシーが領地の経営や雇い人のことで苦心してる姿を詳細に描いていて面白いと思うのだけれど・・こんなこと考えてちゃ古典は楽しめないかぁ。
