Home Again

4LDKマンションのインテリア変遷キロク

Souad ”Burned alive” 163~225p  -7 読了

とにかく救いがなく、読むのが辛かった前半の中東編に比べると、後半のヨーロッパ編は安心して読めた。精神的な危機は何度かあるものの、Souadを救った組織関係者や、彼女と結婚したイタリア人の夫や娘たちの温かい対応ぶりに救われる。そして最後は、自伝の出版がきっかけで息子と和解。

Souadの人生に幸あれと切に願う・・・しかし、TVや新聞のニュースで取りざたされるアラブ社会に対する見方が変わってしまいそうである。すべてがSouadの村のような、極端に女性の人権を一切認めない社会だとは思わないけれど、そういう側面を隠している可能性がある・・・といった感じでは見てしまうだろうな。