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一度はバイテク企業バイオジェン社が獲得した、スーパー細胞の所有権。しかし、企業はその権利を培養細胞だけでなく、フランク・バーネット本人の細胞を直接採取する権利、そして彼の娘や孫の細胞の所有権にまで拡大しようとする。ヒー。
有名なHeLa細胞は、「さまざまな実験室で用いられ商業的にも扱われているが、その利益の一部を彼女の家族が受けることもなかったし、この問題は後にジョン・ムーア対カリフォルニア大学の指導教授の訴訟(en)がカリフォルニア州最高裁判所に提訴された際の参考事例となり、法廷は摘出された組織、細胞はその人のものではなく商業的に扱って構わないと裁定した(ウィキペディアより)」という。
・・・裁判の持って行きようによっては、バイオジェン社の行為も正当化される可能性があるかもしれないと、冷える。