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4LDKマンションのインテリア変遷キロク

カフカくんが訪れた高松

「どっか行きたいねー」「そうやねー」「そういえば、高松って行ったことないなー」「なら、行ってみよか」「行こ行こ」

・・・ということで唐突に決まった高松行き。もちろん子どもたちは来てくれましぇん。ガソリンがリッター100円を切ったからこそできる、思いつきドライブ。とはいえ高速料金7100円もかかってるから、やっぱりおバカかな。。

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高松城の一部。かつては四国一の天守閣があったそうだけど、今は城跡のみ。今治城と同じく港がすぐそこで、城内に船が乗り入れられたそうだ。


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高松市役所。オフィス街と繁華街がきっちり分けられてる感じ。


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商店街でうどんを食らう。とにかくうどん屋ばかり。基本はセルフの気さくな店。高松市民のパワー源?


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ゴージャスなアーケードの兵庫町。コンサートやってた。


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四国一を争う松山と高松だが、都銀に関しては圧倒的に高松の勝利。その他、新生銀行やGAP、LOFTなど、中央資本の文化の恩恵は高松のほうが強いようだ。


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こじゃれたαステイツ(サーパスマンションの親戚みたいなの)。これは裏から見た姿だが、表は街一番の兵庫町アーケードに面してる。

さすがというか・・・松山以上に街中に「穴吹」の文字と「カモメ」マークが溢れかえってる。



香川大学に隣接して市立図書館があるというので、「海辺のカフカ」でカフカくんが過ごした甲村図書館っぽい雰囲気を期待したのだが、非常にモダンな建物でちょっとがっかり(すみません、写真撮りそびれました。下記サイト参照)。




どうしても松山と比較してしまう。

  1. 街のあちこちに「この街が好き」「自分が好き」などと書かれてない
  2. 山は山のまま。山に日本の城や西洋の城もどきが建ってない
  3. 街中を汽車もどきやレトロバスが走ったりしてない。デパートの屋上に電飾観覧車がない
  4. 銀行や郵便局の隣に雑貨屋さんや喫茶店がない
  5. ローソンがなくてミニストップが多い(ミニストップのデリ好きなので、非常に羨ましい)
  6. 松山には坊っちゃんやマドンナに関するモノやヒトが溢れているが、高松にはカフカくんを匂わせるものはない

漠然と、「海辺のカフカ」は松山ではあり得なかっただろうと思う・・・いい悪いではなく、ただあり得ないというだけ(念のため)。

中心街が港に近いのが新鮮だった。オフィス街と繁華街がきっちり分かれているので、落ちついていて質実剛健な雰囲気がある。食堂に「焼肉」「めし」「しる」の文字・・・「しる」と書かれたのは初めて見た。

「ぶっかけうどん食べて商売に励む高松市民」に、「喫茶店でコーヒーを飲み温泉につかりながら俳句作って人生を楽しむ松山市民」ってか?

同じ四国の街だというのに、えらく雰囲気が違っていて面白かった。


[おまけ]

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息子に買ってきた高松土産の「合格せんべい」


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うちの近所のすごい電飾の家。実物はこの電飾に動きがあって、さらにインパクトがある。高松から帰ってきたときにこれを見て、ああ松山やなと感じた。なんといっても、野球拳やサンバの街だからね。