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4LDKマンションのインテリア変遷キロク

教育キャンプ(1)

学校からバスに乗って、昔で言う「青年の家」へ。バスで隣り合わせたのは、南予から出てきた18歳の女の子。大阪出身の私にとっては中都市の松山であっても、彼女にとっては大変な都会ということで、ワクワクする気持ちと緊張が交錯する毎日なのだとか。自分で頑張ってピアスを2つ開けたんだって、見せてくれた・・・何かものすごく可愛いんだけど(母モード)。

簡単な入所式を済ませ、研修開始。偏愛マップをもとにできるだけ多くの人と話す。10人くらいと話したか。予めそれぞれの好きなものが書かれた用紙を交換して話すので、何らかのきっかけは掴めるという感じ。なかなか面白い。私の場合は、大阪出身という点とペット(カメ・カエル)というあたりで反応してもらえることが多かった。英語も1名反応してくれる子がいた。

それから、ひとこと自己紹介。年代が多岐にわたっているせいか、いきなりみなが年齢から入るのにギクリ。恐れていた通り、私が最年長。開き直って、アラフォー、高校生の息子がいると話してしまったが、結構驚かせてしまったかも・・・・・・でも、それをきっかけに声をかけてくれる子もいたので、良かったかな。

その後は、2年生が計画した歓迎会という名のスポーツ大会。バレーボールとしっぽ取り。先生や理事、副校長も交じってかなりの本気モード。2年生は若いけど先輩。ときどき敬語を使われるけど、後輩は後輩だと、いろいろ気遣ってくれたり。若いうちからこれだけ多世代の人とこういう場を持つというのは、社会訓練になるだろうな。

・・・昨日の息子の入学式がちょっと思い出された。「現役合格」「自覚を持て」「日本を背負って立つ」といった言葉が長い人生においてどれだけ役立つのだろうか。人を見下したり、プライドに雁字搦めになったりしないだろうか、とか心配になる。そんなに肩に力を入れて頑張り続けなくても生きていくこともできるんだよ、と言ってやりたい。息子にも15歳の時の自分にも、なんて。

と、体を動かしたあとは食事。食後、班ごとに分かれてディスカッション。看護師を志した動機や学校生活での不安などについて話し合う。社会人や男性の学生が多いだけに、多様な事情を抱えて決意した人が少なくなく、なかなか有意義だった。

それから有志でドッヂボール。男子が4分の1という人数構成なので、男子と女子に分かれて対戦してちょうどいい力関係。それにしても、半端なく強い女子が数人いて、男性陣を本気で脅かしていたのが楽しかった。

夜は大部屋での就寝。いつものごとく、なんとなく18歳派手系女子群と18歳大人し目女子+年配女子群に分かれて寝る。消灯後、派手系女子群の本気の恋バナが延々と続く中、その他女子群が布団をかぶって寝るという・・・・・・ああオモシロ。