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4LDKマンションのインテリア変遷キロク

実習11日目

今日は昨日の指導を受けて、朝いちで挨拶に伺ったとたんいつものように「湯のみと箸を洗ってきて」と言う担当患者さんに、お断りの申し出をすることとなった。

「申し訳ないが、看護師さんから私がお手伝いをすることが○○さんを動かなくさせているという指摘を受け、私自身も確かにその通りだと考えました。今日からは○○さんが自分で洗うのをお手伝いするようにさせてもらいたいんです・・・」とか何とか。

患者さん自身が以前のように自分で何でもできるようになりたいという気持ちを強くもっていることから、あくまでそれを支援したいんだという気持ちを伝えるとなんとか理解してもらえたが、患者さんをこのように突き放すにしても、もともとなんでも自分でしてきた人がこれだけ人に頼むようになっているというのは、よっぽど体の痛みがキツイく、そんな中がんばってもらうよう要求してることを自覚しておかなくてはなならないと思った。患者の甘えとかこれくらいの状態であればこれくらいのことはできるはずといった医療サイドからの見方は、患者の回復を本質的に支援するために必要な視点かもしれないが、患者が医療から見放されたとか誰も自分の痛みをわかってくれないなどと感じさせないよう、十分配慮した言葉が必要だろう。