Paul Auster ”3 FILMS” 1~30p -1

Three Films: Smoke/Blue in the Face/Lulu on the Bridge

オースターの映画三本分の戯曲＆それぞれの映画に対するインタビュー集。かなりお得感のある一冊だが，まだ映画を観ていないだけに，脚本だけ読んで楽しめるのかどうか自信がない。

• The making of Smoke 1~20p

読了。いかにして彼が映画に巻き込まれていったかという話。オースターの話す英語も作品同様，知的かつわかりやすい。普段の会話で使い回したくなるような表現が満載で，勉強にもなる。脚本にちらりと目を通したのだが，やはりハードルが高そうなので，先に映画を見ることにする。

映画"SMOKE" は，ブルックリンのとある煙草屋のオヤジを取り巻く人々の人生が，ひとりの黒人少年をきっかけにして少しずつ変わっていくという話。いことも悪いことも起こるのだが，皆，最初よりほんの少し幸せになる。そして見ている側にも，その心地よさが伝わってくる。いい映画だ～。

• Smoke (screenplay) 21~30p

カッティング無しの最終脚本なので，映画にないシーンも出てくるそうな。楽しみだ。