Home Again

4LDKマンションのインテリア変遷キロク

マンションモデルルームを見学

日曜はのんびり。私が洗濯をしている間、夫がスパゲティを作る。朝食を食べコーヒーをいただいた後は、細々と溜まった買い物行へ。まずはダイソーで車内用ゴミ箱や息子のウォールポケットなどを購入。転勤族の子どもも6年生ともなると、本人宛ての手紙が少なくない。そろそろ自分宛ての手紙は自分で管理してもらいたいものだなぁと。引き続き、郵便局、書店などを回り、ビデオの返却がてらモスバでお茶を飲む。元気回復したところで、チラシを片手に上の橋の某マンションへ。

息子も今年は中学入学。いくら転勤族とはいえ、そろそろどこかに不動産を持ってもいいのではないかと。目下、夫の仕事、子どもの進学、義父の住む京都へのアクセスといった条件を考慮すると都市圏の物件を購入する確率がいちばん高い。しかし、日常生活の質の高さや利便性を考えると、賃貸に出せる物件なら盛岡という目も悪くない。特にこの物件は、中心街にあって販売会社に賃貸保証システムがある点が魅力的である。

・・な~んて言って実は、件のマンションの強度偽装スキャンダル後に、マンション業界がどういう姿勢で臨んでいるのか、勉強がてら話を聞いてみたいというのが本音である。この会社は、四国資本だが全国展開してる会社だし、首都圏でマンションを購入する際の参考にもなる。

販売センターでは、まずパンフレットを片手に耐震強度や自社のポリシーといった説明を一時間ほど。担当者は研修バッチリうけてますという印象だ。ここのウリは自社一貫生産と賃貸保証システム。水周り等のマンション内設備は他社より落ちると担当者自ら言う。今の時勢を考えるとこういった売り方は巧い。さすが四国商人である(担当者は高松出身)。「例の事件は氷山の一角だとかマスコミで言われているけれど、そんなに問題があるのなら今までの地震でもっとマンションが倒壊しているはずだ」と(なるほど)。

説明後、ではモデルルームを見てくださいと二階に上がっていくと、ちょうど建設現場のすぐ横に販売センターが設置されていることもあって、現場が見える窓の横に真実の窓という貼紙が・・(~o~)。

モデルルームは4LDKの物件を3LDKに変更した部屋で、オプションたっぷりだけあって見栄えがいい。部屋的には、窓が多すぎてリビングにあまり棚を置くスペースが取れないことと、台所の梁が気にかかったこと、いちばん大きなリビングの窓が西向きなのが気にかかったくらいで、マンションにしては収納も充実していて悪くない。が、希望の庭付き一階物件は既に優先販売かなんかで押さえられているらしい。その時点で、我が家としてはこの物件は×となった。

しかし、見学し終えた時点で、販売担当者がいきなり「盛岡が気に入っておられるということでしたら、買っちゃいましょうよ」と来たー!なんせ香川商人はシャイな東北人とは押しが違う。うちが関西人ということもあって、ぶっちゃけトークに突入だ。こちらとて、盛岡で買うなら中心街でこの会社の物件だという気持ちはある。

最終的に問題になったのは、我が家が一階でなければならない理由、「ペットのカメ問題」であった。これにはやり手担当者も唖然としていたが、カメの水換えをするのに直接地面にカメ水を流せるかどうかということは、我が家では切実な問題なのである。汗かきながら、他物件の事例や規約を当たってみるといちおうは言ってくれた担当者。だけど、難しいだろうな。ハハハ。お互いの顔が見えてる社宅だって二階以上のベランダでカメの水流したら問題になったんだもの(配水管から臭いがもれるとか、詰まるとか)。やはりカメ飼い(陸ガメ除く)は基本一階限定だよん。

まぁ印象は悪くなかったので、ここの「友の会」には登録しておこうかな。