Home Again

4LDKマンションのインテリア変遷キロク

Kurt Vonnegut ”Cat’s Cradle”  130~178p  -6 読了

体育館の中で芯まで冷え込むような寒さに打ち震えながら、アイスナインで彫像のように凍って死に至るという世も末話を読む(マゾか)。シリアスな話でありながら、各所に登場するボコノン教が不思議なユーモアを醸し出しており、非常に楽しく読めた。ボコノンの教え自体は相当シニカルかつニヒルなものだが、なぜかロアルド・ダールの"Charlie and the Chocolate Factory"に出てくるウンパー・ルンパー的イメージと重なってしまうのだ。

引き続きヴォネガットの代表作、"SLAUGHTERHOUSE-FIVE"を読みたいと思う。