Home Again

4LDKマンションのインテリア変遷キロク

Margaret Atwood ”The Handmaid’s Tale” 78~133p -3

舞台は近未来のアメリカ。出産率低下のためか、人々は厳密にコントロールされた社会の下で暮らしている。身分差によって服装が色分けされており、女性の場合だとWifeは青服、Handmaid(出産要員?)は赤、Martha(家政婦?)は緑といった具合。その他Aunt(お目付け役?)という役割もあるが、服装規定は不明。男性もCommanderやらGuardianといった役割分担があるようだが、女性ほど厳しくないような・・・。

主人公はかつて夫と娘とともに幸せな生活を送っていたが、現在はHandmaidとしてCommanderの子どもを産むことだけを期待されている存在のようだ。かつて自分が起こした事件の罰としてなのか、それとも社会全体が突然変わってそうなってしまったのかはまだよくわからない。投薬か洗脳によるのか、主人公の記憶自体があいまいっぽい。

英文はそれほど難しくないのだが、主人公視点で描かれる世界観を把握するまでにしばらくかかる(SFに慣れてないせいかしら;;)。ま、輪郭がはっきりわかってくる過程が面白いのだろうし、それが読書の醍醐味なんでしょう。。