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さようなら紀伊國屋

地方都市であるこの街において、紀伊國屋書店は街の知的なイメージを象徴する存在の一つだった。

もはやリアル書店で買うのは雑誌くらいで、専門書やハードカバー、ペーパーバックといった自分が主に買う書籍類はネット購入に頼るのが当たり前となってはいるが、それでもこの本屋が街の中心から無くなってしまう精神的なダメージは少なくない。

・・・ということで、営業最終日の今日は娘と一緒に紀伊國屋に行き、夏休みのドリル類を物色した。新聞に広告が出ていたお目当てのドリルは実際に見てみるとイマイチで、結局、全く別の出版社のものを購入した。こういった参考書類は、やはりリアル書店でなきゃダメなのだなあと実感する。

完全撤退ではなく、営業再開するための場所を探していると書かれたポスターが貼られていたが、正直、郊外でこういう書店がやっていくのは厳しいだろうなと思う。。9月にはジュンク堂書店が影響を引き継いでくれるというが、それまでは街中を通るたびに寂しい思いをすることとなりそうだ。