春休み最終日

怒涛のような実習後、担当教員の突然の退職などもあって、唐突に野に放り出されてしまったかのようにして始まった春休みも気がつけば最終日だ。

震災のこと、娘の卒業式や中学の進学準備、息子の怪我や県外遠征と、あたふたと走り回っているうちにあっという間に終わってしまった。

後半の追い込みでなんとか課題と最低限の国試対策は進めたものの、ふと見ると家の中はひどいありさまだった。とりあえず黄砂で汚れきった窓だけでも手をつけ、来週分の食材や生活物資の買い出しに行ってきた。

・・スーパーやドラッグストアの棚から乾電池やペットボトルの水などは無くなってしまっていたけれど、普通の日常生活がある。でも、もはやこの国でいつもの生活というのは当たり前のことではなくなっているという事実は頭から離れない。

新学期。再び全力疾走の日々が始まる。この年はきっと忘れられない一年になる。