Home Again

4LDKマンションのインテリア変遷キロク

Ellis Peters ”A Morbid Taste for Bones” 129~143p -15

ミサの小さなbrazen/真鍮の鐘の音で,突如目覚めるColumbanus。その顔は非常な喜びに満ち,清々しい。気を失っている間に聖女Winifredが現れ,彼にメッセージを託したという。「自分が掘り出された跡地にRhisiartを埋めなさい」というお告げ。これにはSionedが猛反発する。お告げはありがたいが,しょせんShrewsburyに都合のいい話ではないか。このお告げによって,RobertはPrior/副院長からAbbot/修道院長になり,Columbanusは出世コースを約束されることになるのだろうと。それに対しCadfaelが,RobertはともかくColumbanusはそういうlad/若者ではないと反論すると,さらに彼女は Everything is not resolved! と声を荒げる。そう,彼女の父を殺した人間はまだ明らかにされていないのだ。自分が言ったとおり家の者とPeredを連れて埋葬に行きなさいと静かに彼女を諭すCadfael。

聖女の遺骨は無事Cadfaelによって掘り出され,そのまま大事に遺骨箱に収められる。引き続いてRhisiartの埋葬。いよいよ土を被せる段になり,SionedがPeredに向かって自分が掛けている銀の十字架を父の胸に捧げてくれと言う。皆の注目が彼に向かう。だがPeredは血の気の失せた顔で身動きひとつできない。ここに至ってようやく彼が何らかの罪を犯しているということが発覚する。神父Huwの説得に,Peredは重い口を開く。

やはり彼がEngelardを陥れるために矢の工作を行ったのだ。が,現場に行った時,既にRhisiartは息絶えていたと言う。Enegelardとは親友の間柄でありながら,同時に彼を羨み憎んでいたというPered。Sionedへの愛が自分をこうも狂わせたのだと。救われない話だ。しかし告白後,Peredは本来の落ち着きと強さを取り戻す。そしてSionedに対し,自ら十字架を捧げさせてくれと請う。もちろん彼女はそれを許してやる。最後にHuwに対し,prince/王のbailiff/執行史が来るまでの軟禁も,どんなpenance/苦行も受け入れると申し出,その場を去っていく。

やっとこさ大詰めだ~。