Home Again

4LDKマンションのインテリア変遷キロク

Ellis Peters ”A Morbid Taste for Bones” 144~158p -16

80min。今日から試しに読書時間も書いてみる。

副院長Robertは,Rhisiart埋葬後の予定を神父Huwに伝える。皆でVesper/晩課とCompline/終課を唱えた後,その夜は聖女Winifredの元にひとりを過ごさせ,翌日出発する予定。ただ,Engelardを逃したJohnの関係で,王の/執行史から何か申し出があれば,それに対応したいと。

一方Cadfaelは,現状では父の殺害者もわからないしEngelardも帰ってこられないと嘆くSionedに対し,何とかしてやろうと腹をくくる。

その時,Peredurの母Dame Branwenが,息子の前で嘆き続けているので,何とかしてもらえないかと請われる。Cadwaloonの家に向かうと,確かに酷い状態。息子が皆の前で,Rhisiart殺害に関しEngelardに罪を着せる偽装工作を行った事実を告白したため,どうしようもなく取り乱しているのだ。何ひとつ問題なく育った自慢の一人息子の乱行に,母の嘆きは終わることがない。見かねたCadfaelはPeredurに耳打ちする。

Show a little sense, lad, and take yourself out of her sight, you're fuel to her fire.

要は,お前がそばにいるから母が嘆き続けるのだと。そう言って,例の特製poppy syrup/ケシのシロップを飲ませてやるよう勧める。しかしCadfaelがphial/小瓶を確かめると,なんと既に3/4がなくなっているではないか。使用量から判断して三日以上,誰かが自分の気を静め安眠を得るため,無断でシロップを用いたことになる。Rhisiartの殺害者が誰であるか,Cadfaelは確信を得たようである。

Dame Branwenにシロップを飲ませ出て行こうとすると,またunder the eaves/軒下のベンチでCaiとBenedが飲んでいる。一杯飲んでいけと絡んでくる。仕方なく,二人の愚痴を聞きながら付き合っていると,今度はAnnestが血相を変えてやって来る。王の執行史Grifith ap Rhyが今,Robertと密談をしている。できるだけ早くコトを片づけたいと思うRobertが,Johnを執行史に引き渡そうとしている。彼らはもうすぐJohnが軟禁されているSionedの家に向かうはずだから,何とかして欲しいと。彼らがやってくる前に,Johnを逃そうということで話は決まる。

そしてようやくいちばん肝心なRhisiartの殺害者を暴くための計画を,Shionedと検討することとなる。さすがのCadfaelもフラフラ。

…while we plan, can I ask you to bring me some bread and a mosel of cheese? For I missed my supper.

と。お気の毒に。