Home Again

4LDKマンションのインテリア変遷キロク

Ellis Peters ”A Morbid Taste for Bones” 2~10p -2

舞台は英国のBenedictine/ベネディクト会系のShrewsbury修道院。主人公のBrother Cadfaelは十字軍帰りの小太りオジサン修道士(57才)。修道院の薬草園担当だが,年齢の割にあまり冴えないポジションにいるらしい。新米の部下が二人。繊細な貴族的風貌のBrother Columbanusと単純で現実的なガッシリ系のBrother John。その他,年老いて穏やかなAbbot/修道院長Heribertに,やり手で美貌のPrior/副院長Robert,不格好で怠惰だが憎めないsub-priorのBrother Richard,sacristan/聖具保管係Brother Benedict,precentor/音楽係Brother Anselm,cellarer/食料品係Brother Dennis,hospitaller/救護係Brother Edmund,almoner/施し物分配係Brother Oswald,prior's clerk/副院長付書記Brother Jerome,master of the novices/新人係Brother Paul等など。

Shrewsburyはかなり大きな修道院だが,まだrelics/聖遺物も守護聖人も持っていない。そんなある日,近所にあるCluniac/クリュニー修道会系の小さな修道院WenlockがSaint Milburgaの墓を発見し,彼女の骨を聖遺物として誇らしげにaltar/祭壇に供えたという。そんなことが許されていいのか,我々はこのままで済まされるのか!なんて説教を,やり手の副院長Robertが皆の前でぶっているとき,その話に感情移入しすぎてしまったColumbanusが突然発作を起こし救護室に運ばれることとなる。居眠りしていたCadfaelも付き添って,特製のpoppy-juice(←アヘンかい?)を飲ませてやる。

…というあたりまで。ヒー,ここまででやっとこさという感じ。修道院系の知識がゼロに等しいので厳しい!